特定の期間だけ働きたい!家庭教師の求人で短期のものってあるの?
家庭教師は、接客や事務仕事のアルバイトに比べて時給が高いのが魅力です。
短期間だけ働くにしても割が良いと感じる人は多いのではないでしょうか。
試験や仕事など毎日忙しい中で家庭教師の仕事をしたい場合は、短期間だけ働けるのはとても魅力的です。
しかし、そもそも短期家庭教師の募集は存在するのでしょうか。
この記事は、短期間家庭教師をしたい人に役立つ情報をご紹介しています。
スポット的な働き方に興味がある人はぜひ参考にしてください。
家庭教師のアルバイト、短期で働くことは可能?
結論から言いますと、家庭教師のアルバイトで短期契約をすることは可能です。
ただし、契約を成立させるには、生徒側から「短期契約でお願いします」という要望がなくてはなりません。
家庭教師を雇う保護者が短期契約を望んでいるパターンは稀です。
そのため短期だけ働きたいとなると長期契約できる家庭教師に比べ、求人数がずっと少なくなってしまうことは覚悟しなければなりません。
求人の絶対数が少ないのですから、自分が教えられる科目かつ自分の都合が良い時間帯で短期契約の家庭教師案件が見つかる可能性はかなり低いです。
時間帯や契約期間など、ある程度妥協できるところは妥協しながら求人を探していきましょう。
途中で契約破棄はタブー
家庭教師の長期契約を結び、自分にとって都合の良い期間内で指導してから、後は別の教師に任せる。
この方法をとれば確かに希望した短期間での働き方ができます。
しかし、家庭教師が自分の都合で仕事を途中放棄するのは基本的にタブーです。
長期契約で家庭教師を希望した家庭にとっては、裏切られたと取られても仕方のない行為と言えるでしょう。
病気だったり、家庭の事情だったりとどうしても辞めざるを得ない状況にある場合は別ですが、もともと短期間だけ働く予定で長期契約案件に応募することはやめてください。
家庭教師の仕事で「短期間」とはどのぐらいを指すのか
家庭教師の仕事で、短期間と言えば3か月未満程度を指すことが多いです。
1日だけ、数日だけ等1ヶ月に満たない契約で指導を行うこともあります。
短期家庭教師が募集されるのはどんな時?
短期の家庭教師ニーズが高まるのは、どんな時でしょうか。
いつもの先生がいない時のピンチヒッターパターン
長期契約で指導を行っている家庭教師でも、突発的な理由で仕事をキャンセルすることがあります。
例えば、インフルエンザに罹れば外に出て来られませんし、家族に不幸があれば仕事を休まなくてはいけなくなります。
このような時生徒側で了承が得られれば授業日程をずらすことができますが、テスト前などどうしても「その日」に指導してほしいという場合もあるでしょう。
こうしたケースで、いつもの家庭教師の代わりに呼ばれるのが短期契約の家庭教師です。
あくまで代理の身なので、普段教えている家庭教師が復帰してくれば必要がなくなります。
そのため、契約期間が1日~数日で終わる可能性もあります。
長期休みに学力を伸ばしたいパターン
夏休みや春休みなどの長期休みを利用して、集中的に学習向上を図りたいご家庭から依頼を受けるパターンもあります。
大学生ならば長期休みは小中高校生よりも長いことが多いので、休み中の集中授業にも比較的合わせやすいはずです。
夏休みの前半8月は家庭教師で稼ぎ、9月からのヴァカンスに備えることもできます。
受験ぎりぎりパターン
短期限定で家庭教師を依頼してくる家庭の中には、「受験ぎりぎりになって慌てだした」というパターンがあります。
この場合、受験まで数ヵ月にもかかわらず学力が足りていない状態の生徒を受け持つことになります。
プレッシャーや難易度が高い仕事と言えるでしょう。
短期限定という条件だけでなく、仕事内容を考え、受けられるかどうか考えてみることが大事です。
家庭教師の短期求人を見つけるためのコツ
ここからは、家庭教師の短期求人を見つけるためのコツをご紹介します。
短期OKの家庭教師派遣会社を探す
まずは、短期間だけのアルバイトでもOKとなっている家庭教師派遣会社を探しましょう。
派遣会社の募集条件によっては、「1年以上継続できる人」などの制約がかかっている場合があります。
短期間の案件を紹介してもらえるかどうか分からない場合は、応募前に派遣会社に問い合わせてみると確実です。
長期休みを狙う
前述したように、長期休みにだけ家庭教師に来てほしいという依頼もあります。
加えて夏休みなどの長期休みは、家庭教師会社の方でもキャンペーンを行って生徒を増やそうとしている時期です。
短期間の家庭教師求人も比較的見つかりやすくなるでしょう。
さらに長期休みの中でも、他の学生が帰省ラッシュになる8月や年始年末は各家庭教師派遣会社が人手不足気味になる時期と言えます。
他の学生が休みたいときを狙うことで、短期家庭教師に採用してもらいやすくなるでしょう。
複数の家庭教師派遣会社に登録する
1つの家庭教師派遣会社が抱えている案件数は限られています。
短期での家庭教師求人はレア度が高いので、多くの短期案件を案内してもらうには複数の家庭教師派遣会社に登録しておくべきでしょう。
仕事が見つかったらスピード応募
仕事が見つかったら、すぐにレスポンスを返しましょう。
短期案件は数が少ないことから、同じ短期で働きたいライバルとの席の奪い合いになります。
応募した時点で既に別の人が採用されてしまっていた、というのは悔しいものです。
短期案件を獲得したいなら、できるだけ早く動くことが大事です。
案件案内の通知を見逃さないようにしましょう。
ただし、短期案件の内容が自分に合っているのかどうかを吟味する時間はしっかり取ってください。
短期案件は短い期間の中で結果を求められる場合があります。
スペックオーバーになりそうな依頼ではないか、一度考えてみましょう。
個人契約(直接契約)で短期間指導案件は探せる?
個人契約(直接契約)で家庭教師の仕事を探す場合、短期間の指導ができる案件は見つかるのでしょうか。
個人契約とは、家庭教師派遣会社を通さずに生徒の保護者と直接契約をする方法です。
紹介手数料を取られないため時給を高めに設定できる可能性がありますが、短期指導案件を見つけるのはとても難しいです。
まず、需要がほとんどありません。
個人契約の場合は長期休みの大規模キャンペーンを行うことができません。
また、家庭教師一人一人がバラバラに動いているので急な休みのピンチヒッターとして呼ばれる可能性も低くなると考えられます。
個人契約の仕事を見つけるには、個人契約サイトを使う人も多いです。
しかしサイトの規約で短期間の家庭教師契約を禁止しているところもあり、そもそも募集をかけられないパターンもあります。
もしどうしても個人契約で短期指導案件を獲得したいと考えるなら、知り合いのつてを頼った方が効率的でしょう。
派遣会社のバックアップがない見ず知らずの家庭教師に短期指導を頼むのは勇気がいるものです。
しかし「親戚のお姉さん」「同僚の息子さんの○○大生」なら夏休みのちょっとした期間に勉強を見てもらうのも悪くない、そんな保護者もいるのではないでしょうか。
まとめ
以上、短期家庭教求人案件の見つけ方について解説しました。
忙しい人でも短期の家庭教師ならば働きやすいですね。
短期家庭教師の募集は長期案件に比べて数は少ないものの、家庭教師派遣会社を上手に使うことで見つけやすくなります。
夏休みや春休みなどの前にはニーズが高まるので、長期休みの前には登録や面接を済ませ、いつでも働けるように準備しておきましょう。
家庭教師の求人を探す
条件に合う求人 21件
条件に合う求人
21
件